一般診療の際に併せてご相談頂きましても、自費診療のみでの受診でもプライバシーに配慮してご案内いたします。

　AGA治療に対しては、フィナステリドおよびデュタステリドの院内処方を行っています。
　フィナステリドは、日本では2005年からプロペシアという商品名で発売されていた薬剤のジェネリック医薬品になります。2型の5α還元酵素を阻害する作用を持つ薬剤です。AGAに対する効果も充分に認められている薬剤です。（全ての方に効果があるということではありません）安全性は比較的高いとされていますが、既往歴の有無等を中心に問診、視診を行った上で処方いたします。
　デュタステリドも、フィナステリドと同様にAGAに対する効果の高い内服薬です。デュタステリドは2型の5α還元酵素だけでなく1型にも作用するとされており、フィナステリドと同等あるいはさらに強い効果が期待される薬剤です。

　フィナステリドもデュタステリドも、PSAという前立腺がんのマーカーとなる因子を低下させるため、がん検診や人間ドック等を受診される際には薬剤の内服をお伝え頂く必要があります。